【猫のアジソン病経過観察#14】”パーコーテンV”の効果切れ時期前に起きた「謎の長期便秘」と回復

ラグドールの5歳の男の子、あんじゅ(通称:アンさん)の闘病記録🐱

猫のアジソン病(副腎皮質機能低下症)確定診断日から14週目の記録です。

大好きなベル姫👸と一緒にカメラ目線📸

一般的には”パーコーテンV”(ミネラルコルチコイド)の薬効が減衰し、次第に下痢や虚脱などの体調悪化が懸念される時期ですが、今週の経過は定説とは異なるものでした。

私とアンさんが歩んできたアジソン病の毎日は、とにかく日々下痢がスタンダードでしたが、なぜか逆に1週間以上にわたる「長期の便秘」が発生。

さらに、かつての健康時を彷彿とさせる「猫砂の袋を噛む」(以前ならば食事の催促)という謎の行動も。

体調悪化の予兆なのか、それとも回復の兆しなのか。

分単位の給餌・排便ログと共に、アジソン病の猫が見せた「意外な1週間」を記録します。

アジソン病についての詳しい説明や、診断が確定するまでの地獄の暗黒期についてはこちら👇

※おトイレ関係の描写があります。

診断確定後14週間目の記録

14週目day1:1週間超の長期便秘を水分摂取とオイルでの排便ケア

  • 13:00 一緒に寝室にいて毛布ふみふみして寝たりしていたけど、若干のアピールを感じたのでお腹空いていたかも?(私の体調不良で起き上がれず)
  • 17:15 豚バラ26g (強制給餌):脂質摂取のため、獣医師の指導の元。
  • 17:20 ぴゅーれスープ(1/2本とお湯)35g+オリーブオイル少し:匂いが嫌なのか飲まなかったが、ティースプーンやストローで5回くらい強制的に飲ませたことでその後は自分で飲んだ。便秘解消を目指す為。
  • 17:55 ぴゅーれスープ20g:自分からキッチンで鳴いておかわりアピール🐱をしたものの、すぐ飲むのをやめてしまった。こちらをじーっと見てくるので、すぐ横に座ると順調に飲んだ◎
  • 21:55 豚バラ26g (強制給餌)
  • 22:00 ぴゅーれスープ:飲まず。

※”ぴゅーれ”とは、”ねこぴゅーれ”という名前の猫用おやつ。いわゆる”ちゅーる”みたいなもの。一応原材料表記上は添加物などは使用していないものだが、院長先生からはガチギレされたことがあるので、最悪の時のみ使用しています。

なぜか壁に張り付いて寝るアンさん😴

14週目day2:食欲のムラと嗜好の変化?生肉拒否とボイルササミへの反応

  • 17:00 豚バラ25g (強制給餌):脂質摂取のため、獣医師の指導の元。
  • 17:20 茹でササミ6.5g:最近は生だと食べないので茹でてみたら、欲しがって鳴いてアピール。17g出したが半分だけ食べた。食べこぼしは多いものの、細かいものが落ちてるからある程度は食べれてるっぽい。
  • 17:40 茹でササミ 5g+12g:ちょっと食べてから離れてまた戻って食べようとしてたので、新たに追加しようと用意してるとウミャァン!🐱と催促。追加分を勢いよく食べた。
  • 21:45 投薬💊(プレドニゾロン:グルココルチコイド)
  • 21:45 豚バラ26g (強制給餌)
  • 21:50 茹でササミ5.7g:食べこぼしは多いけど好んで食べた。📸

※最近はいつも食後はリビング床で念入りな毛繕いをしている。元気の証拠。

14週目day3:アジソン病特有の食べこぼし悪化

  • 15:00 豚バラ26g (強制給餌):脂質摂取のため、獣医師の指導の元。
  • 15:05 茹でササミ3g :2回に分けて
  • 15:30 茹でササミ1g
  • 18:30〜20:00 一緒にお風呂
  • 20:45 豚バラ26g (強制給餌)
  • 20:50 茹でササミ 3.8g:ほとんど食べこぼして床に散らばる。

ふみふみ後、ベッドでリラックスするアンさん♡

14週目day4:体調悪化のサイン?浴室への引きこもりとビニール袋への執着

  • 3:05 豚バラ25g (強制給餌):脂質摂取のため、獣医師の指導の元。寝室からリビングにいってウロウロしていたから空腹かな?私が近づくと察して逃げるけど…(脂質の多い肉が嫌いなので😾)。
  • 3:15〜5:00 洗面所に行きたがり、浴室床で過ごす。これはいつもの具合悪い時のパターン…。
    もしくは、珍しく浴室の窓を開けていたから気になった?洗面所に入ってすぐ窓は閉めたが。
  • 5:00 ずっと翌日から出てこないので強制的に連れ戻す。
  • 7:10 豚バラ21g  (強制給餌):この時と6時頃に寝室猫砂袋をカミカミしたので空腹の合図かと判断(健康な時は空腹時によくやっていた)。猫砂袋のところで抱っこされて食事に連れて行かれるのは普通に嫌そう。
  • 〜 18:00 ずっと寝室の円柱クッションの上で眠る。
  • 18:30 豚バラ20g  (強制給餌):寝室猫砂袋をカミカミしていたので空腹?食後も私の周りをうろうろしながら顔を見てくるので美味しいものが欲しいアピール?
  • 18:40 削り節:少量。いつもならお皿からなくなればすぐに離れて顔を洗ったり舐めずりしたりするが、今回は15分以上お皿やお盆に残った削り節を探して舐めていた。美味しいものに飢えてる?
  • 23:55投薬💊(プレドニゾロン:グルココルチコイド)
  • 23:55 豚バラ22g  (強制給餌):起きてすぐ猫砂袋を舐めた→私が支度をするとベッド裏に隠れようとした。食後はリビングにしばし留まる。

※お尻(尻尾付け根の左右)に脂肪が少しずつついてきた感じがする。かわいい。えらい!

削り節がなくなってもその場を離れない…!

14週目day5:嗜好の完全な変化、大好物を拒否

  • 4:25 豚バラ20g (強制給餌):脂質摂取のため、獣医師の指導の元。猫砂袋カミカミしたので抱っこで連れて行ったら怒っていた。食後にササミを出したが食べず。
    →その後寝室で念入りに顔を洗う。やっぱり空腹だった?
  • 〜18:00 私もアンさんも寝て過ごす。
  • 20:05 豚バラ25g
    →その後も寝室で過ごす(ふみふみも)。食事を求めないので、強制的に連れて行ったがあまり抵抗せず。
  • 20:10 削り節:少し。なくなってもひたすらお盆を舐めてお皿の下までも探している。📸
  • 20:40 しばらく削り節のお盆の横にいたが、また残っていないはずのお盆を舐め始めた…。

14週目day6:長期便秘の解消!1週間ぶりの排便と安堵

  • 18:50 豚バラ25g (強制給餌):脂質摂取のため、獣医師の指導の元。
  • 18:54 削り節:少量 
  • 〜19:30 ひたすらお皿とお盆を舐める→リビングで過ごす。
  • 19:40 うんち㊗️コロコロ→塊に。たくさん出た。便秘解消?
  • 20:05 風呂水:洗面所に行きたがってた?
    (風呂水とは、お風呂場で水道から直接のむお水のこと)
  • 〜21:30 一緒にお風呂
  • 翌6:45 投薬💊(前夜に寝てしまった為)(プレドニゾロン:グルココルチコイド)

数ヶ月?数年?ぶりのキャットタワー

14週目day7:異食行動の継続、猫砂袋カミカミの観察

  • 6:45 豚バラ25g (強制給餌):脂質摂取のため、獣医師の指導の元。
  • 7:15 猫砂袋を舐める。食後なので空腹ではないはずだが、食後ずっと期待した顔でリビングにいたので、美味しいもの目当てだったが貰えずに抗議?
  • 21:40 豚バラ20g 
  • 21:45 茹でササミ0.7g:ほんの少し食べた後はすぐ顔洗い◎
  • 22:00 茹でササミ:少量

14週目を振り返って:比較的安定した「凪」の期間の重要性

 15週目の激しい悪化を前に、この14週目が「嵐の前の静けさ」であったことを総括。一見安定していても、水面下でホルモンバランスがどう動いていたか、後日談を含めて考察します。

まず、この週のことを「凪」の状態だと思っていたけど、いざ文字にしていくと自分の感覚のおかしさに気付く。

普通の感覚ならば、健康な猫ならば、ぜんぜん「凪」じゃないのでは…??

この程度ではまだ穏やかな方かな〜、あんまり不安はないかな〜、と感じるようになってしまっている自分が怖い。

パーコーテンVの効果消失期前に「下痢」ではなく「便秘」が起きた考察

アジソン病=下痢という固定観念に対して、今回起きたのは重度の便秘でした。

食事量(脂質メインの食生活)は先月までと特別大きく変わったわけでもないのに、排便回数の極端な消失。

アジソン病との相関関係は結果的には分かりませんでした。

獣医師によるブログ等をみていても、2〜3日排便がなければ病院へ、という意見が多いのですが、今回便秘を理由に病院に行かなかったのはいくつか理由がありました。

  • 便秘以外の不調(吐き気や食欲不振等)がなかったこと
  • そもそも健康ではないということ(アジソン病)
  • 何よりもストレスに弱い病気であり、ストレスが命に関わるということ(通院ストレス)

結果として、本人の力で便秘は解消されました。

解消後もエブリデイ下痢〜には戻らず、便秘気味ではありますが。

行動変化の分析:ビニール袋を噛む仕草は何のサインか?

健康時の「空腹アピール」が、闘病中に復活したことの意味とは?を考えてみます。

アンさんは元々健康だった頃は、「お腹空いたよ〜」の合図が3段階ありました。

  • 1段階目:じーっと見つめる🐱
  • 2段階目:ニャーン!🐱と鳴く。
  • 3段階目:猫砂の袋を舐めたり噛んだり😾の実力行使に出る。

食事療法のための強制給餌生活になってからは、そもそも食事の催促というのがあまりなくなっていたのですが、ここにきてやたらとまた、猫砂の入っているビニール袋をぺろぺろと舐め、カミカミカミカミと噛みまくる。

強制給餌への不満なのか、低ナトリウム状態などによる何らかの要求なのか。

正解は不明です。

ただ、健康時の空腹アピールの頃から考えると、何か言いたいことがあるのに伝わらない時、言いたいことを理解してもらえない(行動してくれない)時に、カミカミしてるのかな?

アジソン病による胃腸の不調による胃のムカつきかもしれないし、全く違うことかもしれないけど、毎月毎日毎日やるわけではなく、そういう時期がある感じなので、まだまだ要観察です。

アンさんと私とアジソン病の付き合いが長くなるにつれて、データの蓄積も増えて、わかることが出てくるかもしれません。

14週目まとめ:予測不能な「安定期」の記録

アジソン病の闘病は、教科書通りには進みません。

“パーコーテンV”の効果が切れる時期に下痢が悪化せず、逆に便秘になるという今回のケースは、個体差やその時のホルモンバランスが複雑に影響していることを示唆しているように感じます。

『アジソン病は投薬管理さえしていれば、健康に生きていけるよ〜』なんて、幻想でした。夢物語でした。

私が9時から17時まで、なんなら残業まで、通勤が必要な、長時間家を空ける仕事だったら、まずこんな観察すら出来ていないでしょう。

そして予想のつかない体調悪化に怯えながら働き続けることは非常に難しいです。

それでも、比較的安定していた14週目でしたが、この「凪」の直後、15週目には頻繁な泡状のよだれを伴う急激な体調変化が訪れることになります。

翌週、15週目の激変についてはこちら👇

おまけ:ツーショット(私とアンさん)

アンさんの寝込みを…失礼して…。

寝てるアンさんのお尻を満喫!!!(興奮)

元々抱っこ嫌い〜!ベタベタくっつくの嫌い〜!と自立心の強いアンさんなので、くっついて寝たことなんてないのです…🥲

体調が地獄MAXに悪い時はアンさんからくっついてくれるけど、普段はNO!!!!!!

ただアジソン病になってから、寝てるアンさんにくっついても逃げなくなりました。

具合が悪くて逃げられないだけ、というわけでもなさそう(強制給餌の時は逃げる💨)ので、なんらかの心境の変化かな〜

寝てるアンさんのお尻にこっそり…くっついて寝ました。幸せ。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。