珍しすぎる”猫のアジソン病”を患う愛猫ラグドールのアンさんが、前回の入院からわずか2ヶ月で、再び深刻な「黄疸」により2度目の入院となってしまいました。

今回の大きな後悔は、入院前にみられた「尿の色が濃くなる」という異変を見過ごしてしまったこと…。
ネットで検索すると、獣医師の解説記事でさえ「尿が濃いのは問題ない」「薄い方が危険」という情報が多く、油断してしまいました。
しかし、結果として前回同様の「失禁」を起こし、緊急入院となってしまいました。
本記事では、アジソン病の猫が黄疸で再入院に至るまでの体調変化や、”パーコーテンV”の薬効が切れる時期のリアルな予兆、入院初日の診察内容をブログに記録します。
同じ病気や、愛猫の尿の色・黄疸に悩む飼い主さんの参考になれば幸いです😿
✍️前回の入院時の記事はこちら👇
✍️前回の入院にかかった費用まとめ👇
猫のアジソン病悪化による2回目の黄疸入院【経緯】
前回の黄疸入院からわずか2ヶ月での再発
2ヶ月前にも同じ理由、アジソン病悪化による酷すぎる黄疸が出てしまって緊急入院をしていました…😭
猫にはほとんど馴染みのない病気であり、そもそも猫にはほとんど発症しないはずのアジソン病。
私のような知識ヲタクですら、知らない病気でした。
アジソン病では、アジソン・クリーゼという最悪の展開になるとそのまま急死…してしまうのですが、、、
逆にいえば、きちんと毎月の投薬管理さえしていれば、長生きできる…!と聞いていました。
こんなに頻繁に入院するほど具合悪くなるなんて聞いてないよ😭!!!!!!
と叫びたいけど、、
そもそも誰も知らないんですよね、猫のアジソン病のことを。
入院前に起きた「尿失禁」と病院への緊急搬送
前回の入院時同様、今回も「尿失禁」をキッカケに明らかな異常事態と認識。
動物病院へ確認の電話をし、慌てて病院へ向かいました。
とっても綺麗好きで、赤ちゃんの頃からおトイレのしつけいらずな猫という生き物が、排尿排便を失敗する時、
それは重大なトラブルの合図であり、最後のギリギリのタイミングだなと感じました。
「なぜもっと早く気づけなかったのか?」
それとも、
「気付いていたのに見逃していたのか?」
については、後ほど詳しく書いていきます。
見落とした異変:ネット情報と違った「猫の尿の色が濃い」危険性
「尿が濃いのは問題ない」というネット情報に油断した理由
まず前回の入院前と違った点は、明らかにぐったりする前のそこまで調子が悪そうに見えない頃から「おしっこの色が濃くなっていたこと」。
明らかに濃い黄色に見える尿に、
「もしかしてまた黄疸…?」という不安は真っ先に頭に浮かんでいました。
ただ、前回入院するほど酷くなったのは、そもそも毎月投与しているステロイドホルモン剤である”パーコーテンV”(ミネラルコルチコイド)がなぜか効かなかったから、でした。
今回の”パーコーテンV”は効いているように見えていました。
というか、様子を見る限りは効いていました。
だからこそ、
打ったはずの注射がなぜか効かない!なんていうイレギュラーが起きているはずはないと思っていました。
なので、ネットで検索してみると、
「薄い方が危ない」「赤や茶色じゃなければセーフ」「濃いのはむしろ普通」という情報ばかりで、それを信じてしまいました。
というより、信じたかったのかもしれません。
大事な大事な愛猫の体調のことなのに、元々心配性であり、常に”備えあれば憂いなし”のモットーで生きてきた私が、いわゆる『正常性バイアス』に自らハマりにいっていたのかもしれません。。
アンさん、ごめんなさい。。
とはいえ私もYahoo!知恵袋とかReddit、X等をみて安心していたわけではなく、、
動物病院や獣医師によるブログ記事などを複数読み漁っていたんですよね…。
きちんと動物病院名や獣医師の本名を明かしているような記事ならば、信憑性は高いはずだと。
もちろん、健康な猫ちゃんならばこの判断は間違っていなかったのかもしれません。
猫のアジソン病のケース、なんてものはどこにも載っていないんだから…
私がもっとしっかりするしかアンさんの命を守る方法はないのだと、強くつよく、後悔しました。
直感を信じるべきだった:黄疸の初期症状としての濃い尿
結局は、上記のような『飼い主直感(また黄疸では?)』が正しかったこと。
アジソン病や肝機能低下における「尿の濃さ」の意味をもっと知識をつけておくべきでした。
私自身、人間っていかに不確かでいい加減で信用ならない生き物か、というのを強く感じて生きてきたので、この人間には自分も含まれているからこそ、自分の直感を信じずに失敗したことが山程あるのに、、
また『自分の直感』を信じなかったことで、大好きな愛猫アンさんの身を危険に晒してしまいました。
自分の人生の失敗は自分の責任だから受け入れるしかないけど、
飼い主の失敗で酷い目に遭わされる猫、たまったもんじゃないよね…😭
謝ったり後悔したりしても意味がないので、二度と同じことが起きないよう、再発防止に努めます。
そしてもっと自分の直感、『飼い主の直感』を信じて判断することにします。
おしっこの色の変化(正常時・黄疸時)がわかりやすい写真があるので、また別の記事で載せますね。
ちょっと閲覧注意というか、排泄物になるのでこの記事内ではやめておきます。
“パーコーテンV”の投与周期と体調悪化のタイミング
薬効が切れてくる時期のバイタル・行動変化
アジソン病に欠かせないお薬である
- “ミネラルコルチコイド”
- “グルココルチコイド”
のうち、”ミネラルコルチコイド”は私が通う動物病院では”パーコーテンV”という薬剤を注射で投与することを推奨しています。
(”グルココルチコイド”は、プレドニゾロンという錠剤のお薬を飲ませています。)
その”パーコーテンV”の投与間隔は30〜40日周期を推奨されていて、その時のアンさんの体調を見ながら次の予定を決めていました。
そして”パーコーテンV”は、アンさんの場合は毎月、
- 投与後1〜2週間目は元気、調子がいい
- 投与後3週間目になると徐々に調子が悪くなる
- 投与後4週目以降は更に具合が悪くなる
というサイクルを繰り返していました。
猫よりもアジソン病の症例数が多く、患畜も多い犬の場合はそもそもこんな周期はなくて、30〜40日周期での薬剤投与をすれば元気に過ごせるみたいなのですが…。
猫では”パーコーテンV”の薬効が早く切れるらしい、という海外の情報あり(日本の獣医師からの話ではないので断言はできませんが)。
そして今回運の悪いことに、入院前日が”パーコーテンV”の投与日でした。
どういうことかというと、、
ここ最近の調子が悪そうな姿は、”パーコーテンV”の薬効減少による毎月のサイクルだと、勘違いしてしまっていました。
本当に、、、
私が悪いんじゃん!!!!!!
って読んでる人は思うだろうし、たぶん、闘病前の私ならそう思っていました。
ここ数ヶ月、常に体調に波があり、いろんな不調、毎月新しく見る不調が出てきて、、
どれが様子見で良くて、どれが緊急か、の判断がつかないんですよね。
そんなわけないだろ!!!!と思われるだろうし、以前の私なら同じように思うけど、、
たぶん私の脳がダメージを受けています。
鬱病の人が正常な判断ができないように、介護中の人の何割かは軽い鬱であるように、私の脳にモヤがかかっているというか、
常にあれもこれも不調で具合悪くて、具合悪いのがデフォルトで、新しい不調が次から次へと出てくるのが当たり前で、、、
そうなって初めて、自分が正常な判断を下せていない自覚が生まれました。
でも自覚したからって頭の中はここ何ヶ月もパニックのまま。
自分を責めるのは最も簡単なストレス発散であり、”解決したつもり”になってしまうので、責めません。
かといって私は悪くない!というわけでもなく、
誰も知らない病気、症例もほとんどない病気、毎日激混みの動物病院の70歳超えのベテラン院長ですら初めて見る”猫のアジソン病”なんだから、素人の私がわからないのは仕方のないことなので、1日でも早くアンさんのアジソン病の”スペシャリスト”になるしかない、のです。。
入院直前の猫の異変|尿失禁・トイレ以外での排便【声での訴え】
異変①トイレ以外での排便
数日前からのトイレ以外の場所への排便が始まりました。
便失禁ではないものの、トイレ以外のクッションやソファなどで排便するようになり、異変を注視していました。
異変②完全に”アウト”の判断基準となる尿失禁
前回の入院時同様、尿失禁が起こりました。
トイレ以外のところでおしっこをしてしまう、というレベルではなく、ぐったりと横になっているその場で漏らしてしまい、お尻や足、お腹までぐっしょりと濡れてしまいます。
黄疸時の尿は真っ黄色なので、アンさんの綺麗な白い毛は真っ黄色に染まってしまうので、ある意味分かりやすい…。

異変③聞いたことのないような”悲痛な叫び”による訴え
この1ヶ月をほとんどベッド裏に隠れて過ごしていたことで、私は毎日数時間おきに覗き込んで安否確認をしていました。
朝方覗いた時は特に普段と変わらない反応だったのに、朝9時半に覗いた時は、聞いたことのないような悲痛な叫び、声による訴えがあり、ここで明らかな異常事態だとパニックになってしまいました…🚨
そこでお腹までびっしょりと濡れた尿失禁があることにも気付きました。
少しでも水分を、と思って、アンさんお気に入りの無添加ちゅーるを食べさせようとしましたが、ほんの数回ペロペロと舐めただけで拒絶。
大好きなおやつですら食べられないのが、危険なポイントのひとつでもあります🥲
入院初日の診察内容と血液検査・黄疸の数値
動物病院での検査項目(血液検査・エコー等)
午前の診察時間にギリギリ間に合ったので、すぐに診察してもらいました。
前日ぶりなのにいきなり失禁して衰弱しているわけで、、
(そして私も憔悴している…。)
血液検査はもちろんするけど、前回同様結果を待たず、
👨⚕️「入院です」
となりました。。
血液検査の数値とかじゃないんですよね、入院の判断って。
アジソン病であることを分かっているのもあるんだろうけど、失禁して、ぐったりしてる猫はもう目視で入院決定となりました。。
医師から告げられた入院判断の基準と数値
前回も今回も上記のような流れで、獣医師は猫を見ただけで「即入院決定」となるので、血液検査の数値がいくつだから、とか、エコーで何が見えたから、とかじゃないんですよね。
逆にいえば数字を見るまでもないほど酷い、ということなのですが…。
なので、前回も今回も入院時の血液検査の結果はあとから知ることになりました。
大ベテランであり、超職人気質な獣医師である院長先生と、その院長に鍛えられている先生方の判断力がすべての「基準」になっています。
まとめ:ネット情報を過信せず「飼い主の直感」を信じる重要性
今回の入院で痛感したのは、ネットの一般的な情報よりも「飼い主の直感(いつもと違う)」の方が正しいケースがあるということです。
そしてその”ケース”は少なくない、と感じました。
アジソン病の猫にとって、尿の色が濃くなる変化は、黄疸悪化の重要なサインでした。
また、”パーコーテンV”の投与直前という「いつもの体調不良の時期」と重なったことで、受診のタイミングが遅れてしまったことも大きな反省点でした。
次の記事では、入院1日目以降の面会の様子、そして長期入院において最も気になる「治療費・入院費用の総額明細」や、今回の入院中に必要となった「輸血」の選択、供血猫について等、詳しく記録していきます。

失禁で汚れた下半身を蒸しタオルで吹いた後、
乾いたタオルに包まれるアンさん。
目が吊りあがっちゃっています…